2014年07月06日
桑の葉が色濃く豊かになってきました
7月になりました。梅雨が明けると本格的な暑さが到来します。この季節、かつてはどの農家でも養蚕で忙しく猫の手も借りたいほどだったに違いありません。上田の市街をよく見まわすと、蚕都上田らしい面影は今なお散見することができます。桑の木もその一つです。
今日の蚕都上田館周辺の様子もおだやかです。そして周囲を見回して見えてくるのは桑の木です。
7月ともなると桑の木の枝は伸び放題です。
蚕都上田館から上田市役所、そして中央二丁目交差点に至る道路には街路樹として「しだれ桑」が植えられています。これこそまさに蚕都にふさわしい街路樹です。
その中で、一際注目すべき桑の木があるのでご紹介します。それが上田市役所の庁舎の前に生えているしだれ桑です。街路樹の桑の木と全く違和感なく連続して植えられているようにみえますが、実はこれは特別に古く、歴史のある桑の木です。
次のような説明が書かれていました。
「この桑の木はしだれ桑と呼ばれ、昭和9年に小県蚕業学校(現上田東高校)で育苗されたものです。」
蚕都上田の全盛時代に育った桑の木です。「桑の木は見た」という見方もできます。激動の昭和の時代を生きて、戦争の苦難の時代を経て、戦後のシルクの復興と衰退というその後のすべての歴史の経過をこの桑の木が見てきました。
葉も青々と茂り、私たちもそこから生命力をいただいているかのようです。
今日の蚕都上田館周辺の様子もおだやかです。そして周囲を見回して見えてくるのは桑の木です。
7月ともなると桑の木の枝は伸び放題です。
蚕都上田館から上田市役所、そして中央二丁目交差点に至る道路には街路樹として「しだれ桑」が植えられています。これこそまさに蚕都にふさわしい街路樹です。
その中で、一際注目すべき桑の木があるのでご紹介します。それが上田市役所の庁舎の前に生えているしだれ桑です。街路樹の桑の木と全く違和感なく連続して植えられているようにみえますが、実はこれは特別に古く、歴史のある桑の木です。
次のような説明が書かれていました。
「この桑の木はしだれ桑と呼ばれ、昭和9年に小県蚕業学校(現上田東高校)で育苗されたものです。」
蚕都上田の全盛時代に育った桑の木です。「桑の木は見た」という見方もできます。激動の昭和の時代を生きて、戦争の苦難の時代を経て、戦後のシルクの復興と衰退というその後のすべての歴史の経過をこの桑の木が見てきました。
葉も青々と茂り、私たちもそこから生命力をいただいているかのようです。
蚕都上田館・最後の日
11/16の蚕都上田館と「三吉米熊」像
蚕都上田館 8月は休館します
『真田丸』の主役、堺雅人さん 正式発表
上田紬を着たさるぼぼ 蚕都上田館で展示
蚕都上田館 2014年オープン再開!
11/16の蚕都上田館と「三吉米熊」像
蚕都上田館 8月は休館します
『真田丸』の主役、堺雅人さん 正式発表
上田紬を着たさるぼぼ 蚕都上田館で展示
蚕都上田館 2014年オープン再開!
Posted by 蚕都上田プロジェクト at 14:04│Comments(0)
│日々の出来事