蚕都上田館の延長運用が決まりました!
蚕都上田プロジェクトでは、2010年10月以来、上田市指定文化財「旧上田市立図書館」を市民と地域の交流発信サロン「蚕都上田館」として開設、運営してきました。耐震性の点でやや問題はありますが、その一方で、上田市には、この建物の利用計画も、耐震補強の計画もなく、従って市民の皆様にも開放されることもなく、この地域の文化遺産が放置され続ける状況をみるにみかねて、「蚕都上田館」という形でその活用を試みてきました。
今年度・平成23年度は蚕都上田館運用を始めて2年目。来年度から3年目に入ります。
蚕都上田プロジェクトでは、蚕都上田館を来年度・平成24年度も継続して活用することとしました。
地域活動や生涯学習活動などで常時使える公共的スペースは公民館などに限られています。そうしたスペースは時間貸しシステムのため、本当に活動をしたいと思っている人、生涯学習をコミュニティ活動としても楽しみたいという人のニーズに応えきれるものではありませんでした。求められているのは、「交流発信サロン」なのです。いつでも交流できる。いつでも発信できる。こういう活動が当たり前にできて、市民参加の地域づくりに一歩踏み出すことができます。蚕都上田プロジェクトでは、時間貸しの公民館ではできない、地域学習コミュニティ、地域活動の交流を蚕都上田館の運用を通じて提案をしていきます。
(ミッチー)
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