2013年01月06日
「グリム童話より 手づくりのぬくもり」展を開催しました

2012年11月23日(金)~25日(日)の3日間、蚕都上田館を会場に「グリム童話より 手づくりのぬくもり」が開催されました。この展示会を企画したのは佐塚葉子さんら4名のグループです。蚕都上田館のポプラもすっかり黄葉し、落葉が進んでいました。

ところで皆さんは『グリム童話』をご存じでしょうか。グリム兄弟が編さんしたドイツのメルヘン集です。『ヘンゼルとグレーテル』『白雪姫』『赤ずきんちゃん』など有名なメルヘンの数々があります。

佐塚さんたちは毎年、テーマを選んで、布人形、トールペイント、つる細工、粘土人形、小物などを制作し展示会を開いているとのことです。2012年は『グリム童話』を選び、グリム童話にちなんだ人形などを制作しました。蚕都上田館を会場にしたのは、『グリム童話』の世界にイメージがぴったり合ったからなのだということです。いかがでしょうか。不思議なぐらいに雰囲気があっています。



それもそのはず、蚕都上田館は今から1世紀ほど昔の1915年に建てられたドイツの様式の洋風建築なのです。信州上田が蚕糸業で栄え「蚕都上田」と呼ばれるようになったのは、この蚕都上田館が建てられた頃の時代からです。信州から「日本シルクロード」を経由して欧米に向けて輸出され、欧米からは当時の文化や技術などが上田にもたらされました。シルクロード=文化交流の道でもあったわけです。

一つ一つの人形などはメルヘンチックな愛おしさや楽しさが感じられるものになっています。『グリム童話』のどの物語なのかを想像しながら眺めていくと飽きることがありません。

展示品は小さなものなのですが、とても精巧に作られているので、三角帽子のおうちにデジカメで潜入してみると一つの小宇宙がそこに広がっているかのようです。




蚕都上田館は冷暖房設備が整っていないため、寒くなる冬期(12月~3月)は閉館いたします。2012年は「グリム童話より 手づくりのぬくもり」展で締めくくらせていただきます。