2011年11月30日
日本シルクロード学びあい講座・蚕都上田編・第1日
「日本シルクロード学びあい講座」は、お互いに生糸交易でつながりのあった横浜と上田で講座を開き、参加者どうしが交流学習してお互いの地域をたずね、自らの地域をより深く理解すること、交流をこれからの地域づくりに活かしていくことを目的として実施します。既に「港都横浜編」は10/29(土)・30(日)に実施しました。「蚕都上田編」はそれを受けて実施するものです。(平成23年度長野県地域発元気づくり支援金事業)

第1日:11/26(土) 歴史を刻む上田蚕糸専門学校(現信大繊維学部)講堂で、新津新生さんによる「蚕都上田ものがたり」、阿部勇さんによる「日本初の輸出生糸は上田から」の講義を聴きました。


講師の方は、タブレットPCでプレゼンしています。

信大から笠原工業に移動。蚕都上田の文化遺産「笠原工業常田館製糸場」を参加者で見学しました。最初、常田館2階で笠原会長から笠原工業の歴史背景についてお聴きしました。
さらにタブレットPCを持って「文化遺産デジタル案内サービス」を楽しんでもらいながら、5階建繭倉、5階建鉄筋コンクリート造りの繭倉庫の内部を見学しました。
5階建繭倉庫は長野県内最古の鉄筋コンクリートの建造物。横浜の旧帝蚕倉庫事務棟と同じ1926年の建築です。
そのためか、内観が極めてよく似ています。この繭倉・繭倉庫から横浜の帝蚕倉庫へ生糸が輸送されていたことを思うと、歴史のロマンが感じられます。

夜は鹿教湯温泉で交流会。内村っ娘(うちむらっこ)の皆さんが、郷土料理などでもてなしてくださいました。

楽しく美味しくいただきました。


内村っ娘の皆さん、ありがとうございました!(おず)
第1日:11/26(土) 歴史を刻む上田蚕糸専門学校(現信大繊維学部)講堂で、新津新生さんによる「蚕都上田ものがたり」、阿部勇さんによる「日本初の輸出生糸は上田から」の講義を聴きました。

講師の方は、タブレットPCでプレゼンしています。

信大から笠原工業に移動。蚕都上田の文化遺産「笠原工業常田館製糸場」を参加者で見学しました。最初、常田館2階で笠原会長から笠原工業の歴史背景についてお聴きしました。



夜は鹿教湯温泉で交流会。内村っ娘(うちむらっこ)の皆さんが、郷土料理などでもてなしてくださいました。
楽しく美味しくいただきました。
内村っ娘の皆さん、ありがとうございました!(おず)
2011年11月28日
全国蚕都めぐりツアー・蚕都熊谷編のお知らせ
<ツアーのねらい>
かつて「蚕都」と呼ばれた全国の地域をめぐり、「蚕都上田」の独自性などをツアー参加者それぞれの視点から捉えてみます。他地域をよく知ることにより、蚕都上田をより深く理解して、これからの上田の地域づくりなどに活かしていくことが目的です。
なお、全ての蚕都をめぐるのは難しいため、今回のツアーでは上田とは地理的に比較的近い「蚕都熊谷」を探訪します。(平成23年度長野県地域発元気づくり支援金事業)
<「蚕都熊谷」の視点>
蚕都熊谷は、片倉石原製糸所(現片倉シルク記念館)によって代表されます。しかしながら、熊谷に蚕糸業の拠点や生産地が集中する構造ではなく、それらが埼玉県全域に広く分散し、熊谷は主に製糸を担っているところに一つの特色があります。ツアーでは、埼玉県の主たる蚕糸業の文化遺産をめぐります。
なお、本ツアーでは、現存する最大の製糸所である碓氷製糸の操業風景を見学します。また、横浜開港以来、信州から運ばれた生糸が利根川水運路に積み替えたとされる倉賀野河岸を見学します。
<見学予定先>
碓氷製糸(群馬県安中市) …現役最大の製糸所
倉賀野河岸(高崎市倉賀野町) …信州の生糸を船積みした河岸
旧原製糸所(埼玉県神川町) …原善三郎が起こした製糸所
旧本庄商業銀行倉庫 (本庄市銀座) …繭倉庫と繭金融の銀行
競進社模範蚕室(埼玉県児玉町) …養蚕改良競進組(1877~)の児玉蚕業伝習所
片倉シルク記念館(=片倉石原製糸所、熊谷市)…1899三木原製糸場、1907片倉組が買収
旧石川組製糸西洋館(入間市河原町) …埼玉県最大手の石川組製糸が建てた迎賓館
<ツア-実施要項>
12月10日(土)雨天決行
出発 7:00AM 上田駅温泉口集合 (19:00頃上田に帰着予定)
募集人員 40名(先着順)
参加費用 2,000円(昼食代、保険料を含む)
お問い合わせと参加申込み 12/06(火)までに蚕都上田館へお申し込みください(先着順)。
メール archive.santo◆gmail.com TEL/FAX 0268-24-9711 ◆は@に置き換えてください。
お申し込みの際、以下の項目をお知らせください。
氏名、氏名よみ、性別、年齢、〒と住所、TEL、メールアドレス
ご参加お待ちしております。(おず)
かつて「蚕都」と呼ばれた全国の地域をめぐり、「蚕都上田」の独自性などをツアー参加者それぞれの視点から捉えてみます。他地域をよく知ることにより、蚕都上田をより深く理解して、これからの上田の地域づくりなどに活かしていくことが目的です。
なお、全ての蚕都をめぐるのは難しいため、今回のツアーでは上田とは地理的に比較的近い「蚕都熊谷」を探訪します。(平成23年度長野県地域発元気づくり支援金事業)
<「蚕都熊谷」の視点>
蚕都熊谷は、片倉石原製糸所(現片倉シルク記念館)によって代表されます。しかしながら、熊谷に蚕糸業の拠点や生産地が集中する構造ではなく、それらが埼玉県全域に広く分散し、熊谷は主に製糸を担っているところに一つの特色があります。ツアーでは、埼玉県の主たる蚕糸業の文化遺産をめぐります。
なお、本ツアーでは、現存する最大の製糸所である碓氷製糸の操業風景を見学します。また、横浜開港以来、信州から運ばれた生糸が利根川水運路に積み替えたとされる倉賀野河岸を見学します。
<見学予定先>
碓氷製糸(群馬県安中市) …現役最大の製糸所
倉賀野河岸(高崎市倉賀野町) …信州の生糸を船積みした河岸
旧原製糸所(埼玉県神川町) …原善三郎が起こした製糸所
旧本庄商業銀行倉庫 (本庄市銀座) …繭倉庫と繭金融の銀行
競進社模範蚕室(埼玉県児玉町) …養蚕改良競進組(1877~)の児玉蚕業伝習所
片倉シルク記念館(=片倉石原製糸所、熊谷市)…1899三木原製糸場、1907片倉組が買収
旧石川組製糸西洋館(入間市河原町) …埼玉県最大手の石川組製糸が建てた迎賓館
<ツア-実施要項>
12月10日(土)雨天決行
出発 7:00AM 上田駅温泉口集合 (19:00頃上田に帰着予定)
募集人員 40名(先着順)
参加費用 2,000円(昼食代、保険料を含む)
お問い合わせと参加申込み 12/06(火)までに蚕都上田館へお申し込みください(先着順)。
メール archive.santo◆gmail.com TEL/FAX 0268-24-9711 ◆は@に置き換えてください。
お申し込みの際、以下の項目をお知らせください。
氏名、氏名よみ、性別、年齢、〒と住所、TEL、メールアドレス
ご参加お待ちしております。(おず)
2011年11月21日
上田市CMコンテストが公開されました
今年の夏に募集されていた、上田市CMコンテスト2011の全9作品が公開されました。下記のアドレスから再生し、見ることができます。最優秀賞と優秀賞が決まり、この2作品は、長野朝日放送主催のふるさとCM大賞へ応募されたそうです。
インターネット時代のビデオ制作講座・夏編を受講した2組も応募しました。どれも力作ぞろいです。ぜひ、ご覧ください。
2011上田CMコンテスト 応募作品(上田市ホームページ)
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/sys/20111115214310425.html
インターネット時代のビデオ制作講座・夏編を受講した2組も応募しました。どれも力作ぞろいです。ぜひ、ご覧ください。
2011上田CMコンテスト 応募作品(上田市ホームページ)
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/sys/20111115214310425.html
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17:40
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2011年11月17日
日本シルクロード学びあい講座 蚕都上田編のお知らせ
「日本シルクロード学びあい講座」は、お互いに生糸交易でつながりのあった横浜と上田で講座を開き、参加者どうしが交流学習してお互いの地域をたずね、自らの地域をより深く理解すること、交流をこれからの地域づくりに活かしていくことを目的として実施します。既に「港都横浜編」は10/29(土)・30(日)に実施しました。「蚕都上田編」はそれを受けて実施するものです。(平成23年度長野県地域発元気づくり支援金事業)
なお「蚕都上田編」では、「港都横浜編」同様、参加者の皆様がデジカメやビデオカメラで撮った静止画、動画をネットに発信するお手伝いをします。講座を事後に振り返り、見聞したことを熟成させるために画像等を活用します。参加者募集中です。
<講座日程>
●第1日 11/26(土) 講義+文化遺産めぐり1 13:30~16:00○第1部 講義 会場:信州大学繊維学部講堂
13:30~14:10 講義「蚕都上田ものがたり」 新津新生氏(上田小県近現代史研究会)
14:10~14:50 講義「日本初の輸出生糸は上田から~上田藩主と商人~」
阿部勇氏(上田歴史研究会)
○第2部 文化遺産めぐり・1
(14:50~15:00 信大から歩いて「笠原工業常田館製糸場」へ移動)
15:00~16:00 笠原工業常田館製糸場見学 15棟の建造物を見学
※見学ではタブレットPCを用いたデジタル案内サービスの利用実験を行います。
夜 懇親会(別所温泉=予定 会費5,000円程度)
●第2日 11/27(日) 文化遺産めぐり29:00 上田駅温泉口集合(バスで移動)
9:15~9:45 藤本蚕業歴史館
9:45~11:15 塩尻地区の蚕種製造民家(蚕室の内部とお庭拝見)と上田紬の工房
※蚕室製造民家2軒、小岩井紬工房を訪問します。
11:30~11:45 桑園の段々畑 (11:45~12:00 中心市街地へバスで移動)
12:00~13:00 (昼食休憩)
13:00~15:00 柳町~原町・萬伍の蔵、池波正太郎真田太平記館
15:10 池波正太郎真田太平記館ロビー集合
15:10~16:00 コーヒーブレークとまとめ対談 全4日間の振り返り
(太平記館で参加者の画像データ回収、後日ネット公開)
16:00 現地解散(この後、バスで上田駅お城口へ移動)
<参加申込み>
募集人員 1日目:50名、2日目:30名
参加費用 1日目:無料 2日目:2,000円(昼食代、保険料を含む)
(1日目は信州大学繊維学部の駐車場をご利用いただくことができます。)
お問い合わせと参加申込み 11/24(木)までに蚕都上田館へお申し込みください(先着順)。
メール archive.santo◆gmail.com TEL/FAX 0268-24-9711 ◆は@に置き換えてください。
お申し込みの際、以下の項目をお知らせください。
参加日、氏名、氏名よみ、性別、年齢、〒と住所、TEL、メールアドレス、懇親会参加有無
ぜひ、ご参加ください。(おず)

笠原工業5階建て まゆ蔵
なお「蚕都上田編」では、「港都横浜編」同様、参加者の皆様がデジカメやビデオカメラで撮った静止画、動画をネットに発信するお手伝いをします。講座を事後に振り返り、見聞したことを熟成させるために画像等を活用します。参加者募集中です。
<講座日程>
●第1日 11/26(土) 講義+文化遺産めぐり1 13:30~16:00○第1部 講義 会場:信州大学繊維学部講堂
13:30~14:10 講義「蚕都上田ものがたり」 新津新生氏(上田小県近現代史研究会)
14:10~14:50 講義「日本初の輸出生糸は上田から~上田藩主と商人~」
阿部勇氏(上田歴史研究会)
○第2部 文化遺産めぐり・1
(14:50~15:00 信大から歩いて「笠原工業常田館製糸場」へ移動)
15:00~16:00 笠原工業常田館製糸場見学 15棟の建造物を見学
※見学ではタブレットPCを用いたデジタル案内サービスの利用実験を行います。
夜 懇親会(別所温泉=予定 会費5,000円程度)
●第2日 11/27(日) 文化遺産めぐり29:00 上田駅温泉口集合(バスで移動)
9:15~9:45 藤本蚕業歴史館
9:45~11:15 塩尻地区の蚕種製造民家(蚕室の内部とお庭拝見)と上田紬の工房
※蚕室製造民家2軒、小岩井紬工房を訪問します。
11:30~11:45 桑園の段々畑 (11:45~12:00 中心市街地へバスで移動)
12:00~13:00 (昼食休憩)
13:00~15:00 柳町~原町・萬伍の蔵、池波正太郎真田太平記館
15:10 池波正太郎真田太平記館ロビー集合
15:10~16:00 コーヒーブレークとまとめ対談 全4日間の振り返り
(太平記館で参加者の画像データ回収、後日ネット公開)
16:00 現地解散(この後、バスで上田駅お城口へ移動)
<参加申込み>
募集人員 1日目:50名、2日目:30名
参加費用 1日目:無料 2日目:2,000円(昼食代、保険料を含む)
(1日目は信州大学繊維学部の駐車場をご利用いただくことができます。)
お問い合わせと参加申込み 11/24(木)までに蚕都上田館へお申し込みください(先着順)。
メール archive.santo◆gmail.com TEL/FAX 0268-24-9711 ◆は@に置き換えてください。
お申し込みの際、以下の項目をお知らせください。
参加日、氏名、氏名よみ、性別、年齢、〒と住所、TEL、メールアドレス、懇親会参加有無
ぜひ、ご参加ください。(おず)

笠原工業5階建て まゆ蔵
2011年11月13日
上田紅葉まつり
本日13日まで紅葉まつりが、上田城跡公園にて行われてました。

いちょうの黄色が綺麗でした。

多くの方が訪れています。

真田太鼓サミットも行われていました。

真田家や武田家に関わる和太鼓グループが、揃い上田城に勇ましい太鼓が鳴り響きました。
櫓下では信州ラーメン合戦。県内の有名ラーメン店が勢ぞろい。

長い行列ができていました。

お昼にも関わらず完売店も。

上田名物、美味だれやきとり

お猿も参戦

乗馬体験や甲冑試着体験


秋晴れの日曜に、幸せな空気が流れていました。

皆さんもぜひ、秋の上田城に。そして、蚕都上田館にも、おこしください。(おず)
いちょうの黄色が綺麗でした。
多くの方が訪れています。
真田太鼓サミットも行われていました。
真田家や武田家に関わる和太鼓グループが、揃い上田城に勇ましい太鼓が鳴り響きました。
櫓下では信州ラーメン合戦。県内の有名ラーメン店が勢ぞろい。
長い行列ができていました。
お昼にも関わらず完売店も。
上田名物、美味だれやきとり
お猿も参戦
乗馬体験や甲冑試着体験
秋晴れの日曜に、幸せな空気が流れていました。
皆さんもぜひ、秋の上田城に。そして、蚕都上田館にも、おこしください。(おず)
2011年11月12日
上田市街地まちあるきの案内
蚕都上田プロジェクト主催の、まちあるき企画のお知らせです。
上田の誇り
~北国街道、蚕都、真田、老舗をめぐる~
市街地まちあるき
上田の市街地には真田氏の歴史、
そして江戸~明治大正、昭和と続く
蚕都としての歴史、
そして北国街道と
いつの時代も輝いていた歴史が刻まれています。
まちあるきで上田人のアイデンティティー
を再確認しませんか?
日時:2011年11月23日(水)午前:9:00~12:30(受付8:40~)
集合:上田蚕種株式会社(上田市常田3‐4‐57)
解散: 柳町
参加費:100円程度(保険料のみ)
参加人数:先着30名
参加申込:080‐5142‐6146(伊沢)
*出発地点と解散地点が離れていますのでご注意ください。
* 駐車場は係りの指示に従っておとめください。

上田の誇り
~北国街道、蚕都、真田、老舗をめぐる~
市街地まちあるき
上田の市街地には真田氏の歴史、
そして江戸~明治大正、昭和と続く
蚕都としての歴史、
そして北国街道と
いつの時代も輝いていた歴史が刻まれています。
まちあるきで上田人のアイデンティティー
を再確認しませんか?
日時:2011年11月23日(水)午前:9:00~12:30(受付8:40~)
集合:上田蚕種株式会社(上田市常田3‐4‐57)
解散: 柳町
参加費:100円程度(保険料のみ)
参加人数:先着30名
参加申込:080‐5142‐6146(伊沢)
*出発地点と解散地点が離れていますのでご注意ください。
* 駐車場は係りの指示に従っておとめください。

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15:01
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2011年11月10日
学生来館
今日は、長野大学、前川ゼミの学生さんたちがみえました。

タブレット端末を持って動画や写真を撮りに(番組制作のため)上田城や柳町に出かけていきました。
学生の視点で、どんな作品ができるか楽しみですね。(おず)
タブレット端末を持って動画や写真を撮りに(番組制作のため)上田城や柳町に出かけていきました。
学生の視点で、どんな作品ができるか楽しみですね。(おず)
2011年11月09日
「甦る布展」は大好評でした
10月から11月にかけて蚕都上田プロジェクトは実施予定のイベントなどが立て続き、多忙を極めています。そのトレードオフでここ2週間ほど「蚕都上田館だより」に情報を発信する余力が全くありませんでした。これからこの間の様子を後追いでご紹介していきます。
11/1から11/8まで蚕都上田館で「甦る布展」を開催しました。

「上田のつるし飾り」は、絹の布地を素材に女の子が健やかに育つことを願って飾ったものです。蚕都上田の伝統文化の一つです。



毎日、多くの方が見学に訪れました。8日間の展示会があっという間に終了しました。
11/1から11/8まで蚕都上田館で「甦る布展」を開催しました。

「上田のつるし飾り」は、絹の布地を素材に女の子が健やかに育つことを願って飾ったものです。蚕都上田の伝統文化の一つです。



毎日、多くの方が見学に訪れました。8日間の展示会があっという間に終了しました。
(ミッチー)
Posted by 蚕都上田プロジェクト at
00:24
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