2014年04月09日

「季節のつるし飾りと人形展」4/12~4/20開催します

上田城千本桜まつりの関連イベント「季節のつるし飾りと人形展」が蚕都上田館で4/12(土)~4/20(日)の9日間にわたり開催されます。

展示会を数日後に控えた4/8(火)は飾りつけなどの準備途中です。
「季節のつるし飾りと人形展」4/12~4/20開催します

SBC信越放送のラジオ番組「うえだぶらり散歩」で、蚕都上田館にインタビュー取材に来ていただきました。
インタビューを受ける下谷さん

会場の蚕都上田館は1915年に建てられた洋風建築です。今年2014年が築99年、来年がちょうど築100年になります。上田が蚕種製造や製糸などで栄えた時代、まさに蚕都上田の勢い、財力を背景に建てられた蚕都上田の歴史遺産といってよい建物が、「季節のつるし飾りと人形展」の会場になります。

つるし飾りは上田さくら会の皆さんがほぼ1年をかけて製作したものです。思い思いのアイデアや素材となる着物の色合いやデザインなどから伝統的な絵柄や思いがけないような絵柄が生み出されるのもつるし飾りの魅力です。それぞれ何の絵柄かおわかりになりますか?

これはフクロウでしょうか、ミミズクでしょうか。シンプルな絵柄の組み合わせで2羽が並んでいるのも微笑ましい。
ふくろう

伝統的な鶴の絵柄です。薄緑色と薄朱色の布地を鶴にしようというインスピレーションが湧いてきたのでしょうか。
鶴

この鯉も極めてユニークです。青い布地でも目が付くと鯉に見えてしまいます。これぐらいの大胆さでつるし飾りが作れたら楽しくてしようがないのではないでしょうか。
鯉

櫛ですね。等間隔の黒線が櫛の歯になるわけです。つるし飾りを櫛に見立てて形にしてしまうのがいかにも面白い。
櫛

おやおや、これは何とクリスマスツリーです。和洋折衷でしょうか。クリスマスツリーでありながら素材は着物の布地。なんともCoolです。
クリスマスツリー

さらには洋風建築の階段が何と雛壇と化しています。一つ一つの人形も仔細にみるとよくできていることに感心します。
階段がひな壇に

これらはほんのいくつかを紹介したに過ぎません。皆様もどうぞ会場の蚕都上田館に足をお運びくださいませ。お待ちしております。


SBC「うえだぶらり散歩」4/12(土)17:15~17:35で「つるし飾り」が紹介されます。上田は周波数1062kHzです。インターネットのradiko.jp でもSBCラジオを聴くことができます。「季節のつるし飾りと人形展」の話題はその放送時間の中で放送されます。もしお忘れなければぜひお聴きください。

<参考情報>
●上田城千本桜まつり
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/kanko/sakura/

●蚕都上田館だより
http://santo.naganoblog.jp/

●SBC「うえだぶらり散歩」
http://sbc21.co.jp/radio/ueda/


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Posted by 蚕都上田プロジェクト at 00:03│Comments(0)お知らせ

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