2013年11月24日

蚕都上田館の開館、まもなく終了します

上田市指定文化財「旧上田市立図書館」をご存知でしょうか?
旧上田市立図書館の前の舗道

1915年(大正4年)に建てられた洋風建築です。蚕都上田として栄えたその時代からほぼ百年が経ちました。当初、この建物は上田男子小学校(現在の清明小学校の前身)の明治紀念館として建てられました(使用目的は図書館)。長い時を経て、「上田市立図書館」として使われた時代が1970年まで続き、「石井鶴三美術館」として使われていた時期もあります。現在は「蚕都上田館」として開館しています。「蚕都上田」の歴史文化を知ってもらうための「きっかけづくり」のスペースとしてささやかですが、毎週土日に開館しています。

館内には「蚕都上田歴史・文化財マップ」の他、つるし飾り、機織り機などを展示しています。

展示コーナー

蚕都上田は蚕糸業の中でもとりわけ「蚕種(さんしゅ)製造」で抜きん出た生産量を誇った全国一の中心地です。そのことは地元の人々も意外に知らないようです。観光客の方々も蚕都上田館を訪れます。来館される方々が意外に関心を持たれるのが「蚕種紙」です。繭の中の蛹が蛾になり交尾して産卵した蚕種がこの紙の上に産み付けられています。全国で行われていた養蚕に不可欠のもの。それが蚕種でした。蚕は卵から孵化して成長し、やがて生糸の原料となる繭を作ります。その一番の大元が蚕種、言い換えるとこの紙です。

蚕種紙

季節はまもなく冬になります。蚕都上田館も開館してはいますが、日を追うごとに寒さが増してきました。11月末で10~11月の秋シーズンの開館期間は終了し、12~3月は冬期の休館期間といたします。

蚕都上田館の街路樹のイチョウもすっかり黄葉しています。その上には真っ青な大空。洋風建築の景観との調和が実に美しい今日この頃です。

真っ青な上田の秋空


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Posted by 蚕都上田プロジェクト at 11:00│Comments(0)日々の出来事

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